銘酒、その十三

渡舟 無濾過原酒

 本日の銘酒は、茨城県石岡市 府中誉の 『府中誉 槽搾り 渡舟 無濾過原酒』 である。
 私の好きな渡舟の無濾過原酒である、いつも行く酒屋の冷蔵室に普通の新聞紙に包まった物が有り、気になったので、店主に聞いた所、渡舟 無濾過原酒との事、早々購入自宅に戻り、新聞紙を開封すると、手書きのラベルが,杜氏の名前も記載されており、期待ワクワクで開栓、。
 するとどうであろう、あの原酒のフルーティーな原酒特有の香りが、もう我慢でいない早々試飲する事に、「美味い、原酒の香りと若い酒のあの切れ味が!」惚れ込んで買っただけの価値ありである、鳳凰美田と退けを取らない逸品・銘酒である。
 この渡舟は酒米の名前で、今有名な山田錦の祖先である、茨城県石岡市の県道42号線を旧八郷町に向かって、笠間市との市境道祖神峠の手毎に、この渡舟の田んぼが有り、明記されている、ここは紅葉の時季に訪れると趣のある光景にお目にかかれる、是非紅葉の時季にドライヴで訪れたい場所である、近くには蕎麦の名店・温泉も有りワンディドライヴには最高のコースである。
 近くの善光寺には季節外れの桜もあり、結構楽しめる。
 話を酒に戻すが、この酒は純米吟醸なので尚更美味いのである。
 中々、都心ではお目にかかれないが、見つけたら是非・即買いである、「間違いない!また、ちょっと古いか?でも間違いないのだ!もっと古いか?」
 肴は和が好い、大豆系が私としてはベストマッチか!
 四号瓶で購入、野菜室で貯蔵・保管、この時期、秋の虫の鳴き声をもう一品の肴に付け加え、月を愛でながら、心地よい秋風を感じながら、それだけでも満足の夜宴である。
 今宵も夜宴が待ち遠しい!