2008年 初夏・道東旅行 最終日

小清水原生花園からの濤沸湖と斜里岳

 道東旅行、本日最終日。朝からあいにくの曇天、日の出はついに拝めなかった。 朝食、昨日のねむろグリーンホテル同様の松家堂風の入れ物にオカズが盛られこちらも朝から花咲蟹の鉄砲汁が付いていて、本日も朝から二膳をタイラゲル食欲、なぜ旅行先での朝食はこんなに美味しいのであろうか?
 標津のサーモンパークへに向う。
 途中、ROUTE244北上中、橋から丹頂鶴の親子が朝食中、程なくして曇天の空から雨が降り始めてきた、サーモンパークに到着する頃には本降りである。
 サーモンパークで我輩の好きな鱒族と対面、イトウ君も多数ご滞在満足のいくサーモンパークであった。
 途中、旧国鉄標津線の川北駅跡に、旧国鉄時代の気道車が一両寂しく飾られている、街はそれなりの人口がいそうだ、でも交通の発展・道の整備で車社会にシフトしていくと、鉄道はお荷物か? いやこの現在ECOな生活には車を止めて、鉄道利用を再考してみては、確実な時間に到着・出発が保障されており、駅は街の中心に鎮座マシマシされているのだ、便利である、飲酒運転による、悲惨な事故も発生しない。 今一度鉄道の再考を!!!
 車を一路知床斜里を目指し根北峠へと、ここは国鉄の根北線の未開通区間の第一幾品川橋梁跡(越川橋)がある、なぜこんなところに鉄路を通す必要があるのかと疑う場所を計画・開始するのだろう、いくら国策とは言うものの、あの当時は軍部は言う事は全てまかり通る事を証明する遺産でもある、でも悲しげであるこの工事に従事した人々の最果ての・極寒の地での作業を想像しただけでも、その人たちの叫びを後世に語り続けるためにもこの、アーチ橋は残していかなくては、ちょっとセンチメンタルな感情に浸れる場所・光景である。
 程なくして知床斜里に到着、『道の駅・しゃり』 の付属施設で昼食に、我輩は 『桜鱒の焼き魚定食』女房殿は 『知床産ジャガイモを使用したコロッケ定食』 桜鱒はでかい事、到底一人では食べきれない量である、女房殿と何とか感触、アブラも乗っていてとても美味しかった。
 浜小清水原生花園へ、この季節たくさんの花が満開のはずが?ほとんど咲いていない?
 已む無く先へと網走に到着、飛行機にはまだ早い、廃線跡巡りでもと、旧国鉄廃線になった相生線でもと、美幌駅に、駅員に聞くも廃線跡はほとんど残っていないらしい、 「残念!」 女満別空港に。
 女満別初東京行き最終便に登場一路空へ、眼下には街の夜景が、東京とはまた違った景色が、 「また来ますぅ〜!」 2008年 初夏・道東の二泊三日の旅行は終了したのである。