大サプライズだ

タウシュベツ

昨日帯広に行く為、飛行機に乗った。そこで大サプライズだ。
帯広霧のためゴーアラウンドを二回試みるも敢無く断念、羽田に戻る事なり、本日リベンジで朝1便で再度帯広に向う。
昨日の今日である。心配ではあるが、この時季に行かないとタウシュベツ橋梁はまた来年まで見れなくなる。
幻の橋梁になってしまう、何が何でも今日は帯広に着陸してもらわないと困る。
 安堵、帯広は快晴、無事着陸、早々に市内へ、レンタカーの手続きを終わらせ一路糠平を目指す。
 途中、十勝岳を見つつ、国道273号線を北上、糠平温泉を抜け、十勝三股を目指す、本日の遅い昼食を『三股山荘』で、今日は『森の恵み』 『野菜カレー』 久々である、ここは携帯も圏外の時を過ぎるのを忘れる事が出来る最高の時間を過ごせる場所である、何時間でもボーっと出来る空間。
 でもいつまでもはいられない、本日のメインイベント『旧国鉄士幌線旧線タウシュベツ橋梁』を見に行く。
 国道273号線から林道を約5km程走るといよいよである、車を止めて歩くこと5分、糠平湖に聳えるタウシュベツ橋梁である、もう何年も湖水に水没し、浮かび上がりを繰り返してきてはいるがローマの古代遺跡を彷彿させる、存在自体が圧巻である、しばし時の経つのも忘れさせるのに十分な圧倒間がある。
 「最高〜、大満足!」その後も、何箇所かのアーチ橋を見がてら余韻も程々に本日の御宿に、『糠平舘観光ホテル』へ。
 コジンマリした宿ではあるが、部屋もそこそこ、温泉が最高である、露天風呂の下には川が流れていてそのせせらぎが新緑の木々と相俟って何とも言えぬ絶妙の空間を醸し出している、食事も美味しく、何時もなら酒を飲むのであるが、本日はナイトウォッチングに出かけるため、禁酒である。
 部屋に戻りいよいよナイトウォッチングへ、車に乗り漆黒の中へ、途中キタキツネ・蝦夷しか等を発見・見ながら、とある駐車スペースに、周りには街灯すらない、車を降り夜空を見上げると、満点の星空、久々の星空、しかも都心では見られない数々の星空、しばし大感動である。
 満点の星空の余韻を引きずり宿に戻り、温泉で癒され明日への活力をもらい本日は終了である。