銘酒、その三十四

知覧醸造 多楽喜

 本日は、鹿児島県知覧町・知覧醸造『多楽喜/たらき』である。
 この知覧醸造は昭和六十二年創業の比較的新しい酒造である。
 知覧と言えば特攻隊の基地と武家屋敷・小京都と呼ばれている。
 そんな所で創られているのがこの多楽喜である。
 カメ仕込みで、今流行の芋って言う強烈さは無いが、円やかな味とコクの奥深さを感じる銘酒である。
 お湯割りにすると尚更、円やかさとコクの奥深さを感じられる。
 殆ど、関東では見かけた事が無い、原酒も有るそうだ。
 ラベルは玉利潤子と言う女性が書いており、エキゾッチックな画である。
 今までの焼酎には無いラベルであり、それもお気に入りである。
 悪く言えば遜色無い?でも呑み飽きの来ない長〜く付合える酒である。
 見つけたら是非即買いの逸品・銘酒である。
 ご賞味有れ!