2008年 初秋・網走旅行最終日

道道246号線からのビューポイント

 本日、網走旅行二日目・最終日である。本時の天候は晴れ・快晴である、本州とは異なり湿度が少ないので静電気がバチバチ先が思いやられる。
 朝食は『網走感動朝市』へ以前テレビにも出た所であるが、丼物はあえて注文せず、イカ八角『さんま』の刺身を注文、それにご飯セットを注文、刺身はどれも最高、イカは蕎麦程の太さに、しかも隠し包丁まで入った職人技、八角も脂がノッていて美味しい、あっという間に完食、「ごちそうさまでした!」
 まずは能取岬に向う事に、オホーツク海と快晴の大空が最高である、遠くに知床の山々が見え幻想てきな光景である。
 今日は観光地化されていない所へ、常呂の小高い丘陵地にある、通称『いっぽんの木』丘陵地にイタヤカエデが一本植えられている、ここからの眺めは遠くは片や湧別、片や知床の山々が眺められ、コマーシャルのワンシーンを見ている様な気分に、ここはダート道を上って行き、看板も一切無い、我々夫婦が滞在中、誰も訪れる人はいなかった。
 「あ〜っ、教えたくなかった〜ぁ!」しばしセンチメンタルな感情を味わえる場所である。
 ワッカ原生花園でレンタサイクルに乗り、龍宮街道を海風が受け心地好いサイクリングを堪能。
 昼食時間になり、旧国鉄湧網線常呂駅跡のバスターミナル近くの『Cafe しゃべりたい』にここはカレーが有名で、店内に入った瞬間、香辛料の香りがプ〜ンと「んっ、この店やるな!」『ホタテフライカレー』『ホタテフライ盛り合わせ』『オニオンスープ』『流氷ソーダを注文、カレーはほたての甘さとカレーの辛さが絶妙に相まって、絶妙な美味さを醸し出している、フライ盛り合わせは普通ホタテフライと言えばタルタルソースであるが、自家製のソースがかかっておりこれが絶品であり、あっという間に完食、更にオニオンスープこれは北見産の玉葱を使用しており、オホーツク海沿いの小さな街で本格オニオンスープを堪能できるとは想像もしていなく、やはりこの店はヤルな!
 店内のBGMも60•70年代のソウルが流れており天候と店内の雰囲気と相まって珠玉の時間を満喫してしまったオーナーの選曲にもセンスが感じられる。
 その後運ばれてきた流氷ソーダーは、青いソーダをオホーツクブルーにその上に通常の二人前程のアイスクリームが乗っている、これ流氷を見立てているのであろう、到底一人で食べる量を超越している、お店には更にこの流氷ソーダのジャンボが存在する、「誰が喰うのだろう?」と大きなお世話的想像をしてします。
 マスターも見た目は黒人の酔うな風体であるが、しゃべると可愛い?紳士である、オホーツク常呂にこの店ありである、次回の名店コーナーで詳しく紹介か?
 腹も満ちて、この時期のもう一つの風物詩である向日葵を観に行く事に、大空町『朝日ヶ丘公園』にここも殆ど観光客の来ない所である、大空町網走湖を一望に眺められる丘陵地の頂きにあり、片や大空町網走湖の絶景に向日葵畑が、片や知床の山々が眺められる、展望台のお店の方が「こんなに知床の山々が眺められるのは年に何回も無い!」とおっしゃってました、「Goodな時に来たのか?これも運か?」
 更に「これは絶対に教えたく無かったが」道道246号線を小清水方面にいくと開けた所に出る、ここは左にオホーツク海、本日の様な快晴日には前方には知床の山々がクッキリとしかも霊験高らかに?眺められるのだ。
 気にしないでいるとくるまで通り過ぎてしますが、ここで女房殿と暫しこの絶景に酔いしれていた。
 帰り道農場の入り口に多数のオブジェが、入り口で清掃していた主人が、「奥にもっと一杯有るから観ていきなぁ!」と、お言葉に甘えて敷地内に、すると有るは有るは一杯でる、アンパンマン・丹頂鶴・ミッキーマウスマリモッコリ・飛行機・勿論向日葵・そのた多数の動植物、廃材を使用して勿論図面も無く、全て自分で想像・インスピレーションで創るそうである、ご主人は地元新聞にも載った程の有名人だそうだ、丁寧にお礼を申し上げ、最後に入り口から夕日を眺め、空港に飛行機に乗り帰路への途についた。
 今回の旅行は観光地では無い所で沢山の感動を得た貴重な旅であった。