2008年 初夏・道東旅行 初日

霧多布湿原

 本日から、二泊三日で女房殿と、道東旅行に出掛けた。
 今回は空路・釧路からレンタカーで厚岸・霧タップと経由して、初日は根室泊である。
 釧路行きの一番機にて釧路に向かう、レンタカーを借り、ROUTE 44をひたすら東を目指して軽快なドライブである、北海道に来る度に思うが、道が一直線である、別に邪魔な物は無いし、ただスピード超過には十分注意をしないとオービスが結構設置してあるし、ネズミ捕りも結構やっているし。
 本日の第一ターゲットの?厚岸の牡蠣?である、道の駅 『厚岸グルメパーク』で昼食を、女房殿は 『カキフライ定食』 我輩は『生カキ』『くじらのさしみ』 である、根室周辺は調査捕鯨で鯨の捕獲が認められている少ない地区である。
 今が旬の牡蠣は絶品、濃厚な甘さ、生で好し・フライで好し・煮ても好し・燻製にしても好し、日本酒が欲しいところだが、ドライブ中、それは夜のお楽しみに取っておき更に東を目指す。
 道道123・142号線は 北太平洋シーサイドライン と呼ばれ海沿いを通る絶景ポイントの道であるが、本日は霧・霧・霧『愛冠岬』 『あやめヶ原』 『涙岬』 『琵琶背展望台』 とことごとく絶景は拝めなかった。
 霧多布湿原は広大である、釧路湿原ばかりが注目されるが、我輩はこちらの方が気に入ってしまった、また再度訪れたい場所である。
 ここ、浜中町はあの有名な ルパン三世 生みの親のモンキーパンチの出身地であり、前情報では、街の各所にルパン三世の看板が存在しているとの事、しかし、今回はいっぺんも拝めなかった、 「残念!」
 『北太平洋シーサイドライン』 は以前霧・風もである、花咲蟹で有名な花咲に、 「何か最果ての地に近づいているなぁ〜!」 と言う気分にさせてくれるには十分なシュチエーションの漁港である。
 いよいよ、根室である、鉄は必ず訪れなければならない聖地がある、 『日本最東端の駅・東根室 である。
 もちろん、根室本線花咲線)の単線・一面駅である、市内にもかかわらず寂しい限りである、駅前は広く日本最東端駅の表示があるだけ、 「さぁ、今夜のお宿に行くとするか!」
 本日のお宿は根室市内の 『ねむろグリーンホテル』 である、こじんまりとしたホテルであるが、部屋も広く、備品もそれなりに揃っており、インターネットも可能、家族風呂も有り、想像以上の好印象。
 お楽しみの夕食である、今夜は 『炉端・俺ん家』 である、店内は民芸調で店の囲炉裏がありそこで魚等を焼いてくれる、 『さんまの塩焼き』 『鮭のチャンチャ焼き』 『アスパラのバター炒め』 『マツカワの刺身』 『イカの一夜干し』 『根室の地酒・北の勝』 である、さんまは本日初水揚げのまさに 『初物』 である、炭火でじっくり焼いた塩焼きは絶品である、内臓から丸ごと美味しく戴きました、また、イカの一夜干しも絶品、地酒北の勝も大吟醸を戴きました、ただちょっと大吟醸にしては香りは少なく、あっさりとした呑み心地である、秋刀魚当の癖のある魚には好み・不好みが分かれるところである。
 腹を満たしたところで、市内を散歩して、ホテルに戻り明日へ備えて爆睡へと、明日は何が待っているか?